準備編(パスポート、海外保険)


パスポートの取得

自分が住んでいる県市町村の県庁、市役所もしくは振興局で申請をします。
申請を受け付けている場所は、

 外務省のトップページ>渡航情報>パスポート のページから

自分の住んでいる場所のリンクを辿ってください。

必要な物は、

 戸籍謄本もしくは抄本、住民票の写し、写真2枚、身分証明書(運転免許書等)


写真は、パスポートサイズのものを用意して下さい。パスポートの写真チェックは正直厳しいです。無背景のものでピンぼけしていない、寸法のきちんとしたものを用意して下さい(このチェックが通らずに何度もやり直ししている人がいると係の人に聞きました。私は写真屋さんで撮影したものを提出しました)

パスポートには2種類あります。5年間有効なもので1万1千円、10年間有効で1万6千円です。


海外保険

海外保険に加入すれば、海外で病気にかかった場合、キャッシュレスで受ける事が出来ます。病院側も支払いが確実ということで、保険加入者はウェルカムです。入院手続がとてもスムーズに運びます。長期で旅行する場合は体調を崩しやすいと思います。実際、私も下痢が止まらずに数日入院しました。

旅行期間が短い場合は、選択できる保険会社が豊富にあります(3ヶ月以内)しかし、 長期間の旅行の場合は、選択できる会社が2、3社になってしまいます。

長期間タイプの海外保険は、利益があまり出ないらしく、保険会社は長期間の保険を受け付けたくないというのが実情らしいです。2010年10月以降の海外保険料は、約30%以上も上がってしまいました。それぐらい値上げしないと利益が出ないのでしょう。

長期滞在者がガンガン保険を使うのが原因という話を聞いたことがあります。実際、バンコクで会った中年の日本人は、やたら海外保険の抜け穴に詳しかったです。今後、更に保険料が上がると思います。

タイの病院は海外保険に加入している日本人に対して非常にウェルカムです。何故かはご想像にお任せします。

クレジットカードに海外保険が付いているものもあります。無料で作れるカードに海外保険が付くことはまず無いと思います。年会費をとられるカードや、使った額に応じて年会費が無料になるというカードには、ほぼ付いています。

カードの付加保険は渡航して3ヶ月以内、補償内容も保険会社の保険とは違います。そこは自分で保険内容をきちんと確認して下さい。

ちなみに自分が加入した海外保険の会社は、三井住友海上さんです。

この保険会社を選択した理由は、
  1. 長期間の海外保険に加入出来ること(1年以上の長期契約となると、三井住友海上さんか、日興興亜損保しか選択肢がありません)
  2. 今回、初めて海外保険に加入するので、保険会社の人に相談がしたかった。そして、海外保険の不安な点、分からない点を解消したい(私が住んでいるのは田舎なので、近くに日本興亜損保さんの代理店がありませんでした)
2社の補償内容や月々の保険料に違いはあまり無かったと思います。もし、海外保険に加入する場合は、不安な点は一切残さないように色々質問をして解消しましょう。後でこんな契約じゃなかったと後悔することがないようにしましょう。

参考までに、自分が結んだ契約内容は
  • 治療、救援費用   ・・・・・ 500万円  (1回の入院費用を500万円まで保険でカバー)
  • 賠償責任      ・・・・・  1億円  (何かあった場合、相手側に1億円まで賠償出来る)
  • 携行品        ・・・・・ 20万円  (ノートPC、デジカメ等の電化製品に対する保険)
  • 弁護士費用     ・・・・・ 100万円 (念のためです) 
  • 他の保険       ・・・・・ なし     (死亡保険はなし)
物価の安いアジアを旅行する場合は、この契約内容で十分だと思いました。アメリカを旅行する場合は、この保険内容ではとても不安です。治療、救援費用を最低でも1000万円以上にした方が良いと思います(1000万円でも足りないかも)

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