我が愛しき日本人
真面目な人もいるけど、目が虚ろでどう見ても〇〇中のような人が居るし、タイのお坊さんの格好をした白人もいた。
それよりも自分が驚いたのは、アジア国々で会う日本人だった。
アジアで会う日本人の濃さに気づいた一番の理由は、自分の英語力の無さのおかげだ(笑)
英語や現地語が出来ない日本人は、どうしても「日本人宿」と呼ばれる安宿に集まりやすい傾向がある。
自分もその中の一人。類は友を呼ぶのである。変わった人を引き寄せやすい人は、その人自身も変わっている。もちろん自分にはその自覚がある。胸を張ることではないけど
海外で会う日本人は、日本社会では会うことが一生無いような人達ばかりだった。その中には、とても魅力的な人もいれば、もう会いたくない人までいる。
日本では知り会えない人に遭遇する宿の条件は、以下の3つである。以下の条件が揃えば、個性的な日本人に遭遇するエンカウント率はピークに達する。
① 安宿であること ② 宿泊者の平均年齢が高いこと ③俗に言う日本人宿であること
この中でも③の条件が一番重要である。英語や現地語がベラベラの人で、大きくズレている人はあまりいなかった。
やはりコミュニケーション能力が低いと、ズレが大きくなるのは、日本だろうと海外だろうと同じということだろうか。
特に海外では「言葉の壁」という大きな障害があるので、現地語や英語が話せない人は、あっという間に他人との接触が無くなってしまう。
身振り手振りと片言の英語や現地語でもいいから、コミュニケーションをとりたいという意欲は、年齢が高ければ高いほど、減っていく傾向があるように思えた。これはあくまでも自分の経験則。
そういったことを考えると、年齢が高ければ高いほど、日本人の集まる宿で個性豊かな人への遭遇率が高いのは、当然の結果である。
この文を読んで、独特の人達に会いたくなった人は、ぜひ海外で日本人が集まる安宿に行ってみて下さい。
日本では味わえない何ともマヌケで、何とも濃厚な時間が過ごせるでしょう。
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